社会福祉法人
宏志会
10月は【食品ロス削減月間】。
食欲の秋。おいしい食べ物が多い季節です。
食にまつわる行事が多くなり、暑さも落ち着いて食欲が増す時だからこそ今回は「食品ロス(フードロス)」について考えたいと思います。
売れ残しや食べ残し、期限切れ食品などの本来は食べることが出来たはずの食品が廃棄されることを「食品ロス」と言います。
日本の食品ロスの量は、年間600万トン。大型10トントラックで約1,700台分が捨てられているそうです。これは国民1人当たり、毎日茶碗1杯分を捨てている計算になると言います。
食品ロスの約半分は家庭から発生しているという現状で、わたしたち一人一人にできることは何かあるでしょうか?
◇買い物の工夫◇
家にある食材・食品をチェックしよう。
使いきれる分だけ買って、食べきろう。
食品を手前からとる「てまえどり」を意識しよう。
◇調理・食事での工夫◇
状態良く保存。まとめて下処理、ストックしよう。
作りすぎず、余ったら作り替えよう。
これらのことを意識して行動に移すことでわずかでも食品ロス削減に繋げることが出来ます。
食品ロスを放置すると、食品を焼却処分する際に排出されるCO2が地球温暖化に影響することや、将来的な人口増加による食糧危機にも適切に対応ができないなどのデメリットの方が大きいそうです。
人や社会、環境にやさしく、家計を見直す上でも、ぜひ食品ロス対策を初めてみませんか!!